当院はシンスプリント、野球肘などのスポーツ外傷の治療に力を入れています。

「急性腰椎捻挫」とは、いわゆる「ぎっくり腰」の一つで、
腰椎部に急激かつ過剰に負担がかかったために腰椎部の炎症、機能異常が起こった状態をいいます。

原因は様々あり、くしゃみをしただけでなってしまうなど
思いも寄らないきっかけで症状を発症される方も多いのが特徴です。

「ぎっくり腰」の痛みの原因箇所としては、腰椎部の機能異常のほか、腰部筋肉の急性炎症のよる痛みのための過緊張、骨盤後のつなぎ目(仙腸関節)のズレなどがよくあります。

特に寒くなって筋肉が固く緊張したままになりやすい秋冬になると、毎年「ぎっくり腰」を起こすという方も少なくありませんね。

また、「ぎっくり腰」を起こした直後で痛みの強い急性期(1~3日程度)は、徹底した安静(場合によってはコルセット固定)。炎症を改善するための通電療法、患部を冷やすアイシングがよいのですが、それ以降は冷やさず筋肉が緩むように温めるほうが回復が早く、予防にも役立つと思います。